まず、廃車するにあたって自動車を解体するだけでは終わりません。

各都道府県にある運輸支局へ行って抹消手続きをしなければならないのです。

この手続きをちゃんと行わないと自動車は解体して処分したとしても、書類上は車が存在していることになり、毎年所有者に自動車税が発生してしまうことに!

ただ一人で出来るか不安だし…、なんか複雑で面倒そうだし…、でも業者に依頼したら手数料とか高そうだし…などと色々と悩むこともありますよね。

そこで今回は自動車の永久抹消をするには何を準備して揃えたらいいか簡単にまとめてみました!

目次

1.普通車の場合

  1-1.どこで?

  1-2.準備するもの

  1-3.当日の流れ

 

2.軽自動車の場合

  2-1.どこで?

  2-2.準備するもの

  2-3.当日の流れ

 

3.最後に

 

1.普通車の場合

 

1-1.どこで?

普通車は各都道府県にある運輸支局にて行います。陸運局とか陸事とか聞いたことがある人もいらっしゃると思います。もし、ご自分のナンバープレートはどこの管轄かわからないという方は国土交通省のホームページよりご確認ください。

 

外部リンク:【全国運輸支局等のご案内】

引用元:国土交通省

 

1-2.準備するもの

 

【車検証】

【ナンバープレート】

【所有者の印鑑証明書1通、実印】

【移動報告番号と解体通知日が記載された書類※1

用意するものは基本的にこれだけでOK!

 

あとは運輸支局で【手数料納付書】【永久抹消登録申請書】【自動車税・自動車取得税申告書】の用紙を入手してください。

 

※1【移動報告番号と解体通知日が記載された書類は解体を依頼した業者からもらえます。

代理の方にやってもらうには【委任状】、所有者と使用者の名前が違い、その車に所有権が付いている場合は【所有権解除の書類】など、それらの場合には別途必要書類がございますのでご確認ください。

各種様式

【譲渡証明書】【譲渡証明書記載例】

【委任状】【委任状記載例】

【遺産分割協議書】

【ナンバー等の紛失理由書】

【重量税還付受領権限委任状】

【重量税還付申請書付票2】

引用元:国土交通省

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1-3.当日の流れ

運輸支局は平日しかやっておりません!
土、日、祝日は閉まっているので注意が必要です。

受付時間は8:45~11:45と13:00~16:00なので、それまでに間に合うよう十分余裕を持っていきましょう。

流れとしては

1.窓口で【手数料納付書】【永久抹消登録申請書】を入手して、台に記入例がありますのでそれを参考にしながら必要事項を記入していきます。

2.【ナンバープレート】を返納窓口へ返納します。

3.書類一式を窓口へ提出します。特に記入漏れや不備がなければ抹消完了です。

4.隣接する自動車税事務所にて、【自動車税・自動車取得税申告書】を入手し、台に記入例あるのでそれを参考にしながら必要事項を記入して窓口へ提出します。これで翌年度からの自動車税の納付書が送られてこなくなります。

 

【還付手続き】【登録事項等証明書】が必要な人は別途申請が必要になりますのでご注意ください。

 

2.軽自動車の場合

2-1.どこで?

軽自動車は各都道府県にある軽自動車検査協会にて行います。普通車とは違うので注意しましょう。
もし、自分のナンバープレートがどこの管轄かわからないという方は軽自動車検査協会のホームページよりご確認ください。

 

外部リンク:【全国の事務所・支所一覧】

引用元:軽自動車検査協会

 

2-2.準備するもの

 

【車検証】

【ナンバープレート】

【使用済自動車引取証明書】

【解体届出書】

用意するものは基本的にこれだけでOK!

 

【解体届出書】ダウンロードするか軽自動車検査協会の窓口で入手できます。

【使用済自動車引取証明書】は解体を依頼した業者からもらえます。

※代理の人にやってもらうには【申請依頼書が必要です。

各種様式

【解体届出書】

【申請依頼書】

【車両番号標未処分理由書】

引用元:軽自動車検査協会

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。

 

2-3.当日の流れ

軽自動車検査協会は平日しかやっておりません!
土、日、祝日は閉まっているので注意が必要です。

受付時間は8:45~11:45と13:00~16:00なので、それまでに間に合うよう十分余裕を持っていきましょう。

流れとしては、

1.窓口で【解体届出書】を入手して、台に記入例がありますのでそれを参考にしながら必要事項を記入していきます。

2.【ナンバープレート】を返納窓口へ返納します。

3.書類一式を窓口へ提出します。特に記入漏れや不備がなければ抹消完了です。

4.接する軽自動車税事務所にて【軽自動車税申告書】を入手し、台に記入例があるのでそれを参考にしながら必要事項を記入して窓口へ提出します。これで翌年度からの自動車税の納付書が送られてこなくなります。

 

【重量税の還付手続き】が必要な人は別途申請が必要になりますのでご注意ください。
※軽自動車は自動車税の月割り還付制度が無いため納めた税金は戻ってきません。

 

3.最後に

普通車も軽自動車もかかる費用としては、窓口で購入する用紙代だけになりますので数百円程度です。
少しでも費用を抑えたいという人はご自身で手続きをしてもいいかもしれませんね。

ですが、やはり窓口の受付が平日の限られた時間になりますので、平日に休みが取りにくい人や遠くて行くのが大変という人は代行業者に依頼しましょう。
基本的には解体を依頼した業者がそのまま代行してくれます。手数料は支払うことにはなりますが、少しでも不安な人は専門業者を利用するのもいいと思います。

アールレックスでは中古車買取の際に車体の抹消手続き代行も承っています。
ご自身で抹消手続きをするのが不安な方は、是非ご相談ください。

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