梅雨時の雨天運転における事故防止対策

6月に入り、全国的に梅雨が始まりました。
この時期はドライバーにとって雨天時の事故に注意が必要です。普段よりも慎重な運転を心が得ていきましょう。

例年、首都高速道路では梅雨入りに合わせて交通事故防止キャンペーンが行われています。
首都高では年間約1万1000件の交通事故が発生していますが、晴天時の1時間当たりの交通事故件数は1.01件に対して雨天時には3.61件にも上昇しています。つまり、雨天時には晴天時の約4倍もの交通事故が起きているということです。

そこで、雨の日に起こりやすい運転による事故や、雨天時に注意すべきポイントについてご紹介します。さらに、事故を防ぐために車のどの部分をチェックすべきなのかについても触れていきます。

梅雨に交通事故が多発する5つの要因

雨による視界の悪化:
梅雨時に交通事故が多い理由の一つは、雨によって視界が悪くなることです。特に梅雨時は空が曇りがちで薄暗いため、視認性が低下し事故が起きやすい状態となります。

雨音による車内と車外の音の遮断:
雨音が車内外の音を遮断するため、ドライバーは車の周りの音に頼ることが多いです。しかし、梅雨時の雨音は外の音を聞き取りにくくし、他の車や歩行者との衝突事故のリスクを高めます。

雨による水たまりが引き起こす路面の悪化:
梅雨時には水たまりが道路にできます。これによりタイヤが滑りやすくなり、ハイドロプレーニング現象と呼ばれる車がスリップする事故が起きやすくなります。特にスピードの出しすぎやタイヤの溝の摩耗、空気圧不足などが原因となります。

歩行者の行動の問題:
梅雨時の交通事故はドライバーの過失だけでなく、歩行者の行動によるものも多いです。傘をさして歩くことで歩行者の視界が悪化し、また、雨によって視界や聴力が制限されるため、歩行者との衝突事故が増えます。

ドライバーの心理的な問題:
梅雨時の運転は視界の悪化や路面の悪化、雨音などの問題があり、集中力を要します。そのため、ドライバーは緊張やストレスを感じることが多くなります。また、渋滞や早く帰りたいという心理が運転を乱暴にする要因となり、事故のリスクが高まります。

雨天時には特に、ドライバーは気持ちに余裕をもって安全運転を心掛けましょう。また、歩行者の動きに注意し、適切な休憩を行うことも事故を減らす大事な方法です。

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梅雨時の安全運転対策

続いて雨天時の運転について。
梅雨時期の交通事故の防止には以下の安全運転対策がとても大切です。しかし、どれだけ安全運転を心がけても車に不良個所があったら事故も防ぐことができません。梅雨に入る前に車のメンテナンスも忘れずに行いましょう。

運転時の注意点

梅雨の運転では、次の3つに注意する必要があります:視界の悪化、路面の悪化、聴力の悪化です。ドライバーはスピードを控えめにし、車間距離を確保し、ハンドルをしっかり握るなど、基本的な運転ルールを守ることが重要です。
また、他の車や歩行者の存在にも十分に気を配りましょう。ウィンカーやブレーキランプの使用により、自身の進行方法を早めに周囲に伝えることも安全運転のひとつです。

車のチェックとメンテナンス

雨が降る時期には、車の梅雨対策も必要です。具体的な対策として、ワイパー、フロントガラス(窓ガラス)、タイヤの溝をチェックし、適切なメンテナンスを行いましょう。

・ワイパーの交換:ワイパーは雨天時の安全運転に重要な役割を果たします。ワイパーのゴムの劣化やワイパーブレード(本体)の状態を確認し、定期的に交換しましょう。一般的にはワイパーのゴムは約半年、ワイパーブレードは約1年ごとに交換が推奨されています。

・フロントガラスのメンテナンス:雨によりフロントガラスやサイドミラーには油膜や汚れが付着しやすくなります。定期的な洗浄とガラスコーティングの施工により、視界を良好に保つことができます。内側の汚れも注意し、乾拭きを行いましょう。

・タイヤの交換:タイヤの溝が減ることにより、ハイドロプレーニング現象やスリップ事故のリスクが高まります。タイヤの溝の状態を定期的にチェックし、新しいタイヤへの交換タイミングを把握しましょう。タイヤの溝が約4割減った時点で交換が推奨されています。

しかし、車は走行距離や乗車年数によって劣化し、メンテナンス費用は日を追うごとに大きくなります。
安全な運転、事故の無い運転のためには、定期的なメンテナンスが必要ですが、古い車の場合はメンテナンス費用よりも買い替えた方がお得なケースもあります。

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車の窓ガラスの曇り対策

車の窓ガラスが急に曇ることはありますが、特に降水時に起こりやすい現象です。曇りガラスは視界を狭め、事故の可能性はますます高まります。
この危険な曇りを素早く取るためには、A/CスイッチをONにして、デフロスタースイッチもONにします。これにより、窓ガラスの曇りが迅速に取れます。

以上が梅雨時の安全運転対策と車のメンテナンスのポイントです。事故を未然に防ぐために、これらの対策をしっかりと実施しましょう。

まとめ

梅雨の日々、雨が絶え間なく降り続く時期には交通事故が頻発します。これまでの説明を通じて、その理由をご理解いただけたことと思います。

安全な運転には事前の備えが重要です。梅雨時期に入る前に車の点検とメンテナンスを徹底することが必要です。また、雨の中でもストレスを感じずに安全運転を心がけましょう。

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